過剰歯について 2023年2月1日 未分類 通常、歯の本数は乳歯は20本、永久歯は28本、親知らずを含めると32本です。それ以上に生えてきた歯が過剰歯です。 過剰歯は、歯茎から歯の頭が出てきている場合と顎の骨の中に埋まったままの場合があり、上の前歯の裏側に生えることが多いです。 過剰歯があることにより、歯並びが悪くなったり、周りの歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合は抜歯をします。 顎の骨の奥深くに埋まっている場合は、... 続きを読む
仕上げ磨きについて 2023年1月5日 未分類 仕上げ磨きは、子供の歯の磨き残しを防ぎ、健康な歯を保つために大人が子供に行うケアのことです。 子供は一人で歯を磨いていても、他のことを考えていたり、鏡を見ずに磨いていたり、手先が不器用なため汚れが残っていたり、磨けていないことが多いです。 大人が仕上げ磨きをしてあげることにより、磨き残しを防ぐだけでなく、子供に正しい歯磨きの方法を教えてあげることができます。 仕上げ磨きは、はっきりと何... 続きを読む
舌の役割について 2022年12月1日 未分類 舌は、「味わう」「食べる」「話す」といった生活する上で重要な器官です。 舌の表面には、味蕾と呼ばれる味を感じる組織があり、甘味、苦味、塩味、旨味を感じることができます。 また、食事の時に食べ物を歯と歯の間に運んだり、唾液と混ぜ合わせたり、食道に送り込む役割もあります。 発音する時は、肺から押し出された空気が声道や声帯を通り音が作られ、さらに舌の動きによって異なった音に変化し... 続きを読む
気圧と歯痛の関係について 2022年11月1日 未分類 歯の内部には、歯髄腔という神経が入っている空洞があります。 歯髄腔の外の気圧が台風や雨などによって短期間に下がると、歯髄腔に圧がかかり一時的に歯が痛くなることがあります。 これを気圧性歯痛といい、飛行機でも同様に生じるので航空性歯痛ともいいます。 このような歯痛は、健康な歯ではほとんど起こりませんが、虫歯があったり治療途中の歯があると歯痛が起こりやすくなります。... 続きを読む
医療情報・システム基盤整備体制充実加算について 2022年10月1日 未分類 当院は、オンライン資格確認の体制を有しており、医療情報・システム基盤整備体制充実加算の算定医療機関です。 受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行うことにより、質の高い医療の提供に努めています。 ... 続きを読む
口呼吸について 2022年9月1日 未分類 口呼吸とは、吐く息と吸う息を鼻ではなく口を使った呼吸法です。 鼻呼吸は、鼻毛や鼻水により空気の汚れやウイルス、細菌を空気清浄機のように遮断することができるのに対し、口呼吸は、空気の汚れやウイルス、細菌をそのまま身体に取り込んでしまうので、感染症に罹りやすくなります。 また、口が乾燥することにより、虫歯や歯周病、口臭の原因になったり、歯並びにも影響が出ることがあります。 口呼吸の原因は、... 続きを読む
6歳臼歯の特徴について 2022年8月1日 未分類 6歳臼歯は第一大臼歯と呼ばれ、6歳頃に初めて生えてくる永久歯で、一番奥の乳歯のさらに奥から生えてきます。 永久歯の中でも一番大きく、物を噛む力が最も強い重要な歯です。 生えたての歯は、未成熟で歯の表面が粗く、酸に対しても抵抗力が低いです。 さらに6歳臼歯は、一番奥に生えてくるので歯ブラシが届きにくく、歯に複雑な溝があるため歯垢がたまりやすく、虫歯を作りやすいです。 生えたば... 続きを読む
歯の痛みの部位の特定の難しさについて 2022年7月1日 未分類 歯の痛みが強くなると、自分でもどの歯が痛んでいるのかわからなくなることがよくあります。 前歯ならどの歯が痛んでいるのかわかっても、奥歯は特にわかりづらくなります。 また、下の歯が原因の痛みでも、上の歯に痛みを感じることもあります。 上の歯も下の歯も痛みは三叉神経という同じ神経によって脳に伝えられるため、脳が正確に判別できなくなり、どの歯が痛いのか言い当てるのが難しくなります... 続きを読む
歯科医院の治療用椅子の歴史について 2022年6月3日 未分類 現在の歯科医院の治療用椅子は、治療用の台座、リクライニングシート、うがい用の水道、ライトがワンセットになっていますが、この治療用椅子は、1871年にアメリカの歯科医師が発明し、1920年代までに電動の治療用椅子が発明されたと言われています。 日本に始めて歯科医院の治療用椅子が登場したのは、明治時代から大正時代と言われています。 今では治療用椅子は水平まで倒れますが、昔の治療用椅子はリク... 続きを読む
虫歯になりやすいお菓子について 2022年5月2日 未分類 虫歯になりやすいお菓子は、砂糖を多く含んでいて、粘着性が高く、食べ終わるまでに時間がかかる飴やガム、キャラメルやチョコレートなどです。 虫歯菌は砂糖をエネルギーにするので、砂糖を多く含んでいるお菓子は、虫歯のリスクを上げてしまいます。 また、粘着性のあるお菓子は、しばらくの間歯に食べかすが残り、虫歯菌の餌になってしまいます。 食べ終わるまでに時間のかかるお菓子は、長い時間お... 続きを読む